2024/11/18 20:50
スノーシューを選ぶ際、樹脂フレームとアルミフレームの違いは非常に重要なポイントです。それぞれのフレームは、歩行の感覚や適応できる雪の種類に明確な特徴があり、選び方によって快適さが大きく変わります。以下に両者の特徴を比較しながら、柔軟性と踏み込みのしやすさについて詳しく解説します。
樹脂フレーム
最大の特徴は柔軟性による踏み込みやすさでしょう。樹脂フレームのスノーシューは、フレーム全体が柔軟性を持っているため、雪面への追従性が高いのが特徴です。この柔軟性により、踏み込み時の自然な感覚、雪面の凹凸や斜面の角度に合わせてフレームがしなやかに変形するため、足が自然とフィットしやすく、柔らかい新雪や起伏の多い地形で特に歩きやすい。軽量で扱いやすい、樹脂フレームはアルミフレームに比べて軽量な場合が多く、初心者や長時間の使用時にも負担が少ない。
硬い雪やアイスバーンでは、柔軟性があるため、シュアなグリップ力が感じられにくい場合があります。また、樹脂は寒冷地での経年劣化や割れのリスクがあるため、耐久性ではアルミに劣ることがあります。
硬い雪やアイスバーンでは、柔軟性があるため、シュアなグリップ力が感じられにくい場合があります。また、樹脂は寒冷地での経年劣化や割れのリスクがあるため、耐久性ではアルミに劣ることがあります。
アルミフレーム
しっかりした踏み込みの安定感、確実感があります。アルミフレームは剛性が高く、足元が安定しやすいのが特徴です。その堅牢な設計により、シュアで淀みのない踏み込み、フレームがしなることなく、しっかりとした感触で雪面を捉えるため、硬い雪やアイスバーン、急斜面でも安心して使用できます。高いグリップ力、アルミフレームに取り付けられた鋸歯状のトラクション(滑り止め)は、しっかりと雪面に噛み込み、滑りを防止します。そして、耐久性が高い、寒冷地や長期間の使用においても劣化しにくく、過酷な条件下でも安心して使える堅牢さがあります。
きっちりした踏み込みが必要な方、又はそれが好みの方におすすめします。アイスバーンや固雪の登山、急斜面での使用、バックカントリーでの重装備時などに特に有効であると考えます。
きっちりした踏み込みが必要な方、又はそれが好みの方におすすめします。アイスバーンや固雪の登山、急斜面での使用、バックカントリーでの重装備時などに特に有効であると考えます。